この子は「クララ」
フランス産の「バセット・ハウンド」犬です。
この子に出会ったのは「1999年の初夏」
まだ生後2ヶ月くらいのちっちゃなワン子でした。
父の定年退職のお祝いに、と私がプレゼントした。
それから13年。。
ずっと「我が家の困ったお姫様」であり、淋しがり屋の人懐っこい子として両親が骨抜きに。。
老齢期になり体調が悪くずっと馴染みの獣医さんに診察してもらっていたけど、原因が特定できず。
ようやく病気がわかった時には「ガンの末期」で安楽死しか選べなかった。
あの子を見送った時には喉が潰れて、目が腫れるほど泣いたっけ。
あの日からもうすぐ3年が経つけど、ちょっちゅう私の足元にじゃれてきて、膝の上に前足を乗せてくる。
クララが側に来た時には「必ずあの子の匂い」がして「クゥ~ン」と甘えた声を出すので、すぐにわかる。
クララが来る度に「もう苦しくないんだから、自由に遊んでおいで。私は大丈夫だよ」と頭を撫でてやるんだけど、気がつけば側にいる。
私のミディアムセンスを持っても「クララの言葉」はうまく翻訳できない。
私の事をひどく心配している気持ちが伝わってくるから、何とか安心させて自由に遊ばせてやりたいのに。。と、もどかしい日々。
そして、私とは違ったミディアムセンスを持つ「癒しのアート」を描く「葛山智子さん」に応援を求める事に。
彼女がクララから受け取った気持ちと私へのメッセージを貰った時。。
今までクララに心配をかけまいと我慢していた「涙のダム」が一気に崩壊〜!
このイラストがクララの願い。
まだ私の側にいて、自分が愛してもらった恩返しをしたい。
私に幸せになって欲しい。いつも笑っていて欲しい。
だからその願いが叶うまで私の側にいて助けたい。
。。と。
私の願いは「クララが風になって、自由に楽しく幸せに過ごして欲しい」と伝えてもらったんだけど、クララの思いは強かったらしい。
「彌永さん、クララちゃんの願いを叶えてあげた方が、早くクララちゃんも天国に行けると思いますよ」と言われちゃねぇ。
さて、クララに何を伝えようかな。
私もクララも幸せになれるようなことを。。
じっくり考えようっと。
笑顔がキュートで天使みたいな「
葛山智子さん」です。
彼女はイラストを描きながら、次々に姿なきものの声をキャッチしていくから凄い。
本人としてはあまり自覚がないらしいけど、なかなかのセンス。
智子さん、クララの気持ちを伝えてくれて、ありがとう (*´∀`*)
(泣いた後だから顔が少しムクんでます (・.・;))